「想い」を込めることで、難しいプロジェクトも実現できるプロジェクトリーダー 手塚 裕士 / 2013入社
プロジェクトリーダーの役割を一言でいえば、会社の理念や方針をチームに浸透させ、それを形にする、そして取引先・関係者にしっかりと伝えていくということです。ひだかのプロジェクトは、国内初となる大規模蓄電池を備えるという新たな取り組み、そして北海道電力のルール上、非常に厳しい発電出力変動抑制に耐えうる大規模な蓄電池の設置とその制御技術が要求されました。これは技術力だけでなく、投資パートナーや金融機関の納得を得るためには、十分な収益を上げられるコスト構造を打ち出す必要がありました。そのために、すべての部署が一丸となって、設計力、技術開発力、調達力を結集させた結果、実現に至ったのです。専門分野も立場も異なるメンバーを一つにまとめるために、何よりも大切なのは「想い」です。当社の社是は「想いが事を成す」。考え抜き、想いを高め、潜在意識に透徹する強い信念を持てば、その思考は必ず実現する、という考え方です。これは、当社の代表から何度となく社員へ伝えられています。私はプロジェクトリーダーとして、まず自分が想いを込める。そしてメンバーに本気で語る。「こんなものでいいかぁ」ではなく、「本当にこれでいいのか」という自問自答を繰り返します。そのように「想い」を強く持てる人が、これからのプロジェクトを担い、自分自身も会社も成長させられると思います。