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【スマートソーラー製品協賛】蓄電池付き太陽光発電システム搭載の超軽量移動型ハウス「みらいハウス」が 脱炭素経営EXPO 出展

スマートソーラー株式会社(東京本社:東京都中央区、代表取締役社長:手塚博文)は、次世代型超軽量ハウス「みらいハウス」(開発元:株式会社ルーファーズ/所在地 東京都新宿区、代表取締役社長:松谷 槇司)に製品協賛しております。

この度、「みらいハウス」が「脱炭素経営EXPO 秋展」(幕張メッセ/千葉県、開催中~2022年9月2日まで)に出展。その模様をレポートいたします。

 
 ← ブースの様子

そもそも「みらいハウス」って何?

株式会社ルーファーズの「みらいハウス」は、次世代素材のコンテナハウスに電力自給システムを掛け合わせることで生まれた、新時代の移動式住空間(設備空間)です。

 
↑ ブース展示試作品(左/実用状態、右塗装前の発泡スチロールハウス)


1 次世代素材

今回展示中の「みらいハウス」(プロトタイプ)の主素材はなんと発泡スチロール。成型した主素材に、塗布面が鉄以上の強度となるポリウレア樹脂(※)を塗布し劇的に軽く、鉄よりも強い素材が誕生しました。(特許申請中・番号C20185)
軽さはあらゆる移動コストを削減し、また水に浮き、高い断熱性能を持つという発泡スチロール特徴は津波などの災害にも力を発揮します。衝撃で「割れる」ことはほぼなく、強い柔軟性を持つ塗膜は「曲がる」ことで衝撃を吸収します。
※ポリウレア樹脂:イソシアネートとポリアミンの化学反応で生成されるウレア結合を基本とした樹脂化合物。防水性、耐薬品性、耐摩耗性、耐熱性、防食性に非常に高い能力を発揮し、幅広い用途で対象物の強度を劇的に高めます。

 
展示ブースではポリウレア樹脂の強度を知る体験会やデモンストレーションも行われました。積み上げたコンクリートブロックにポリウレア樹脂を塗布した試供品を、希望者がハンマーで叩きます。「全力でいきました」と写真左女性。写真右は殴打後の様子。傷も劣化も見られません。


2 無限の可塑性

塗料であるポリウレア樹脂は塗布面の形状を問いません。住空間としてだけでなくトイレをはじめとした公共設備、店舗空間など用途に合わせた細かいカスタマイズも可能です。主素材も発泡スチロールに限らず幅広い選択が可能なので、目的に応じた多彩な活用が期待できます。

 

ポリウレア樹脂塗装前、塗装後の発泡スチロール素材。触った感じはウレタン塗料のような弾性もあり、柔らかなイメージです。前述のコンクリートブロックへの塗装例を見てもわかる通り、塗布対象の形を問わず、様々な形状で活用できるのでハウス用途の幅も広がります。


3 次世代型フェーズフリー/オフグリッドハウスに進化

みらいハウス × スマートソーラー

移動や輸送のコストを革新する 軽さ と、災害にも耐える 強度 を持つ「空間」に、スマートソーラーの蓄電池付き太陽光発電システムを掛け合わせることで【次世代型フェーズフリー/オフグリッドハウス】に進化した「みらいハウス」が誕生したのです。

これにより、被災地用トイレを普通車両でけん引・設置するなど、これまでにない移動式設備も実現可能に。太陽光発電による脱炭素化推進はもちろんのこと、災害時の人名救助における「72時間の壁」さえも電力自給により安心して救助を待つことができるなど、大きな社会貢献の可能性を大きく拡張するプロダクトとなりました。

 
写真左/みらいハウス外観
写真右/屋根部に設置する特別な低重心架台と太陽光パネル。

可塑性高く、物流コストを抑えた革新的なハウスが、蓄電池付き太陽光発電システムの追加で「快適な住空間」にさらなる進化を遂げました。

◆スマートソーラー株式会社の協賛について

スマートソーラー株式会社は、蓄電池を活用した太陽光発電システムで安心・安全な持続可能な社会を目指しています。今回、「みらいハウス」コンセプトの基幹ともいえる蓄電池付き太陽光発電システムの製品協賛という形で、同プロダクトを応援いたします。

≪製品協賛≫左〇スマート蓄電-T   中央〇ストレージPCS  右〇PVモジュール400W

次世代型のコンパクトな住空間と脱炭素型の電力供給への気づきを得られる展示でした。

<「みらいハウス」に関するお問い合わせ>
【問い合わせ先】 株式会社ルーファーズ
【担当】 中山
【電話】 03-5322-2852
【Eメール】 info@roofers.co.jp

<蓄電池付き太陽光発電システムに関するお問い合わせ>
【問い合わせ先】 スマートソーラー株式会社
【電話】 03-6667-0280(代表)
【Eメール】 info@smartsolar.co.jp