News releaseニュースリリース

この度、スマートソーラー株式会社(東京本社：東京都中央区、代表取締役：手塚博文、以下、当社)は、ネパール連邦民主共和国(以下ネパール)の最高学府であるトリブバン大学(以下、大学)主催の、太陽光エネルギー記念シンポジウム(以下シンポジウム)に参加いたしました。
当社は、今年10月に大学へ蓄電池付き太陽光発電システムおよび設置工事を無償提供しました。この無償提供は、当社の経営理念に基づき、40年以上にわたる日本および世界での研究開発経験から生まれたもので、ネパールでの蓄電池付き太陽光発電システムの普及と、カーボンニュートラル社会の実現を促進するための取り組みになります。

シンポジウムでは、主要大学の再生可能エネルギー関連の教授やネパール代替エネルギー推進センター(AEPC)、ネパール電力公社が出席し、ネパールでの蓄電池付き太陽光発電システムの普及させるための課題と取り組みについて基調講演が行われました。
また、当社が大学に対して行った蓄電池付き太陽光発電システムの無償提供及び再生可能エネルギー研究の教育機会を提供したことによる感謝状を受授いたしました。

▼キャンパスツアー

 
太陽光モジュールと蓄電池システムを設置した実験室を訪問。大学構内でのランチを通して、大学生との交流を楽しみました。

▼太陽光システム機能に関する技術的プレゼンテーション

当社ネパール社員による、無償提供した6.4kW太陽光システムの機能、特性、ネパールに普及させるための技術的なプレゼンテーションを実施しました。

2019年以降、大学との共同研究や無償提供に関する協議が進行していましたが、世界的なコロナ流行の影響で一時中断しました。しかし、両者の強い意志と共通のビジョンにより、無償提供が実現しました。設置工事は、スマートソーラーネパール株式会社に出向している当社社員が実施しました。

このプロジェクトを通じて、当社は大学に対して蓄電池付き太陽光発電システムに関する教育機会を提供し、大学の卒業生が日本を含む世界各地の企業で活躍する機会に貢献しています。大学との提携は、ネパールにおける太陽光発電の普及と双方の発展に向けた重要な一歩です。